JALのA350-1000「JA02WJ」、機体不具合で羽田引き返し 赤いロゴ入り姿でのデビュー便

きょう4月17日に東京/羽田を出発した日本航空(JAL)のニューヨーク行きJL6便(エアバスA350-1000型機、機体記号:JA02WJ)が、機体不具合のため羽田空港に引き返した。

JA02WJはA350-1000型機の2号機で、1月26日に運航が始まった機体。直近では4月10日ニューヨーク発(翌11日東京/羽田着)JL5便として運航されたあと、11日から15日にかけて羽田空港の格納庫で「A350-1000」のロゴを貼り付ける作業などが行われ、17日のJL6便がロゴ付きの姿でのデビューフライトだった。

JL6便はファーストクラス6名、ビジネスクラス48名、プレミアムエコノミークラスとエコノミークラス合わせて168名の222名が利用。定刻午前11時5分発のところ、同11時16分に羽田空港の112番スポットを出発し、同41分にC滑走路から離陸した。ニューヨークには同日午前11時に到着する予定だった。

JALによると、機体の向きを変えるための装置(ラダー)に関する不具合がコックピットに示されたため、羽田空港に引き返して状況確認が必要と判断したという。JL6便は午後4時48分に羽田空港に到着する見通しで、整備が状況を確認する。