ユナイテッド航空、アメリカの航空会社初のバイオ燃料使用の定期便 ロサンゼルス〜サンフランシスコ線などで

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ユナイテッド航空は、ロサンゼルス出発便で、アメリカの航空会社として初めてバイオ燃料を使用した定期便の運航を開始した。最初のフライトは、3月17日のサンフランシスコ行きUA708便となった。

ユナイテッド航空は2009年よりアルトエア・パラマウント社と提携し、航空バイオ燃料の通常使用を目指していた。アルトエア・パラマウント社は年間3,500万ガロン製造することを目的として、カリフォルニア州パラマウントにあるアロンUSAエナジーの子会社、パラマウント・ペトロリアム・コーポレーションの精製所の一部を改修している。持続可能な方法で入手した非食用の天然オイルと農業廃棄物をジェット燃料に変換し、通常の石油から製造される従来の燃料と比べ、炭素排出量を60%以上削減させる見通し。両社は3年間で最大1,500万ガロンのバイオ燃料を購入する契約を締結しており、ロサンゼルス〜サンフランシスコ線では、2週間にわたってアルトエア・パラマウント社のバイオ燃料のみを使用するほか、ロサンゼルス発の他のフライトでも使用する予定。

バイオ燃料を使用したフライトは、2009年にユナイテッド航空がアメリカで初めて行い、2011年には商業フライトを成功させた。また、2015年にはごみをバイオ燃料に変換する開発を行うファルクラム・バイオエナジー社に3,000万ドルを出資している。

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