JAL、燃油サーチャージを引き上げ 2月以降発券分、欧米往復5.8万円
ジェットブルー航空、第1四半期は約1,110億円の赤字 スピリット航空統合解消で
ジェットブルー航空は、第1四半期に7億1,600万米ドルの純損失を計上した。特別項目を除くと、1億4,500万米ドルの純損失となる。営業収益は前年同期比5.1%減、営業費用は同14%増となった。
スピリット航空との統合解消のほか、プラット&ホイットニー製エンジンの点検に伴う供給量の減少などが足かせとなった。
コスト削減の一環として、ロサンゼルス国際空港発着便を縮小する。レジャー市場でより収益性の高い路線への運航のため、6月13日から運航便数を約3分の1減らす。この他に、ボルティモア、ボゴタ、バーリントン、カンザスシティ、リマ、ニューバーグ、キトの7つの空港から撤退し、ニューヨークとボストンからダブリン、ボストンからパリへの路線を新規開設した。大陸横断路線と大陸間路線の好調を維持している。
運航路線の集約や、賃貸コストの高い空港での専有面積適正化を含めたコスト削減を継続して進める。プラット&ホイットニー製エンジンの点検に伴う供給量の減少は、第2四半期にも続く見通しを示しており、現有のリース機材の運航期間延長などの対策を計画している。