ANA、受託手荷物の適用ルールを変更 日本発エコノミー「Light」運賃では1個に
ANAホールディングス、1,570億円の最終黒字 2024年3月期、増配も
ANAホールディングスは、2024年3月期の通期決算を発表した。純損益は1,570億円の最終黒字となった。
売上高が2兆559億円、営業利益は2,079億円で、過去最高益を大幅に更新し、営業利益率は初めて10%を超えた。旅客収入はANAブランドの国際線が7,281億円、ANAブランドの国内線が6,449億円、ピーチ・アビエーションが1,380億円となった。国際旅客収入は過去最高となり、国内旅客収入を初めて上回った。
売上高のうち航空事業が1兆8,695億円、航空関連事業が2,988億円、旅行事業が785億円、商社事業が45億円だった。いずれも営業利益を計上した。配当金は1株あたり50円に増配する。復配は5期ぶり。
2025年3月期は、売上高が2兆1,900億円、営業利益が1,700億円、経常利益は1600億円、純利益が1,100億円を見込む。売上高は生産量の増加により過去最高を見込むものの、営業費用の増加により、減益を予想する。配当は1株あたり50円を継続する。