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KLM、2024年1月〜3月期は営業損失を計上 コスト上昇が逆風
KLMグループは、需要が好調にも関わらず、2024年第1四半期(2024年1月〜3月)は営業損失を記録した。
売上高は27億ユーロ、営業損失は2億9,000万ユーロだった。世界的なサプライチェーンの問題による部品不足により、運航能力は目標の94%にとどまった。旅客数はKLMオランダ航空が750万人、トランサヴィア航空が180万人。
例年第1四半期は低迷するものの、今期は運航能力の低迷に加え、コストの上昇や悪天候による逆風にさらされた。整備の長期化に伴う航空機のリースのほか、運航障害に伴う補償費用、新たな労働協約に伴う人件費の上昇にも直面している。ロシアや中東紛争の回避に伴い、アジア路線の一部でパイロットの増員が必要になっていることや、整備士不足に対応するため、パイロットと整備士の採用を拡大している。
KLMグループでは、人件費を削減するために間接部門のポジションを厳しく評価し、可能な限り休止や廃止を行うほか、投資も精査し、再検討する。