JR東日本、訪日外国人向けサービス拡大 モバイルSuicaや「ジャパン・レール・パス」の券売機受け取りに対応へ

JR東日本は、訪日外国人に新幹線や特急列車をシームレスに利用できるよう、チケッティングサービスを拡充し、利便性を向上させる。

「Welcome Suica Mobile」アプリを2025年春にリリースする。英語に対応し、iPhoneとAppple Watchで利用できる。2026年春を目標に、新幹線や在来線の指定席もチケットレスで利用できるようにする。

また、今夏には「JR EAST Rail PASS Search」をリリースし、多言語ウェブサイトから移動の行程や目的地を入力することで、最適な鉄道パスを案内する。

2026年春を目途に、窓口に並ばずに「ジャパン・レール・パス」を受け取れる仕組みを導入し、窓口の混雑解消を目指す。新システムでは画像認証でパスポートや入国証印を確認し、パスや指定席を自動発券できるようにする。