乱気流遭遇のシンガポール航空機、1名が死亡 救援便に143名搭乗

シンガポール航空

シンガポール航空は、5月21日のロンドン/ヒースロー発シンガポール行きのSQ321便が激しい乱気流に遭遇し、乗客1名が死亡し、多数の負傷者が出た事故を受け、ゴー・チュンポン最高経営責任者(CEO)のビデオメッセージを公開した。

同便には乗客211名と乗員18名の計229名が搭乗していた。同便はイラワジ川流域上空、高度37,000フィートを飛行中に乱気流に襲われ、緊急事態を宣言してバンコク・スワンナプーム国際空港に同午後3時45分に着陸した。

チュンポンCEOは、「シンガポール航空を代表し、お亡くなりになられた方々のご遺族と大切な方々に深く哀悼の意を表します。SQ321便にご搭乗の皆様がトラウマとなるような経験をされたことを大変申し訳なく思っております。シンガポール航空は乗客と乗務員に対し、可能な限りの支援を提供することを最優先に考えております。昨夜、迅速にチームをバンコクに派遣し、地上での支援に当たっています」とコメントした。

乗員乗客143名を乗せた救援便は、シンガポールに午前5時5分に到着した。乗員6名と乗客79名の計85名はバンコクにとどまっており、負傷者と同乗していた家族などが含まれているという。

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