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Kグランドサービスは、関西国際空港のトーイングトラクター1台に、バイオディーゼル燃料の使用を開始した。
2月から1台に使用を開始しており、段階的に5台に増やす計画。関西国際空港でのバイオディーゼル燃料の使用は初めてとなる。
使用するバイオディーゼル燃料は「B30燃料」と言われ、廃食油を基原料に製造した脂肪酸メチルエステル(FAME)を軽油に30%混和したもので、主に空港、港湾、工場などの私有地内で稼働するナンバープレートの付いていない車両の燃料として使用することができる。トーイングトラクター1台あたり、年間約2,808キロの二酸化炭素排出量削減効果があると試算されている。
今回使用するのは、植田油脂が関西近郊より回収した廃食油より精製したFAMEに、富士興産が軽油を混和して製造・供給する燃料だという。