シンガポール航空、東京/成田〜シンガポール線へのエアバスA380型機投入期間変更 2025年5月1日から
エールフランス、HOPのE190に新シート ビジネスクラスの通路側は空席に
エールフランス航空は、地域路線を担うHOPが運航するエンブラエルE190型機に搭載する新シートを発表した。ドイツのハンブルクで開催中のエアクラフト・インテリア・エキスポ(AIX)で公開したもので、モックアップをお披露目した。
フランスのExpliseatが開発した、短中距離路線向け座席「TiSeat 2X」を世界で初めて採用した。超軽量カーボンとチタン、最小限のプラスチックを使用することで、従来比30%の軽量化を実現した。レザーと人間工学に基づいており、快適性を向上させている。上部にはタブレットホルダーと2つのカップホルダー、USB-AとUSB-C電源を備える。大型テーブルはノートパソコンに対応した大きさとなっている。フランスのアンジェで製造される。
約2,000万ユーロの投資の一環として採用したもので、10月から運航を開始する見通し。「2-2」配列で座席数は110席、幅は46センチ、シートピッチは30インチとなる。エアバスA220型機と同様に、エールフランス航空が特注する青や白、赤を特徴とした色彩を採用した。ヘッドレストにはトレードマークのアクセントを刺繍する。
現在はモノクラスで運航しているものの、導入が進んだ2025年1月からは、前方のビジネスクラスは通路側を空席とする。ビジネスクラスとする座席数はフライトによって異なる。クレルモンフェランのメンテナンス施設で改修を実施し、2025年5月にも全25機への導入を完了する。