世界が選んだ日本の桜の絶景ベスト10、トレンダーズ調査

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トレンダーズは、運営する訪日外国人向けメディア「ZEKKEI Japan」の全世界57カ国から約130万「いいね!」を集めているFacebookページで、3月1日から8日までに投稿した桜の画像の中から、いいね!が多く集まった画像のランキングを「世界が選ぶ日本の桜の絶景ベスト10」として発表した。

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見事第1位に輝いたのは、京都府京都市左京区にある「哲学の道」。日本の道百選にも選ばれたこの道は、哲学者・西田幾多郎がここを歩いて思索に耽ったことから名付けられ、約2キロの区間に500本の桜のトンネルが春になると出来上がる。桜の花が散った後には、一面がピンク色になった水路も見ることができる。海外からは、「これは美しい。ここでピクニックをしてこの美しさを全て堪能したい」といったコメントが聞かれた。

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2位にランクインしたのは青森県弘前市にある「弘前公園の桜」。1611年に築城された弘前城。その敷地を利用した弘前公園では、日本一の呼び声高い「さくらまつり」が開催される。花びらがお堀を埋め尽くす「花筏(はないかだ)」は絶景となる。現在は弘前城が100年ぶりの石垣修理を行っており、花筏を見ることはできないが、それでも絶景の桜を楽しめる。海外からは、「こんなに美しい風景がこの世にあるんだろうか? これほど美しければ仙女さえ舞い降りてきそう」といった声が聞かれた。

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3位には京都の「嵐山」がランクイン。春は桜、秋は紅葉の名所として、古くから歌に詠まれてきた景勝地である嵐山。保津川を船で下りながら渓谷の桜を楽しむのも一興、屋形船からのんびりと、グリーンの水面と淡い桜色にみとれるのもおすすめだ。海外からは、「一度行ったことがあるけれど、素晴らしいとしか言いようがない」と絶賛のコメントが聞かれた。

その他にも、埼玉県から「権現堂桜堤」、京都府から「原谷苑」など、日本人からはあまり馴染みのないスポットもあげられている。

■世界が選ぶ!日本の桜の絶景ベスト10
1位:哲学の道(京都府)
2位:弘前公園(青森県)
3位:嵐山(京都府)
4位:権現堂桜堤(埼玉県)
5位:白川郷(岐阜県)
6位:兼六園(石川県)
7位:竹田城跡(兵庫県)
8位:原谷苑(京都府)
9位:奈良公園(奈良県)
10位:角館武家屋敷(秋田県)

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