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エアアジアX、クアラルンプール〜ナイロビ線開設へ 唯一のアフリカ路線、11月15日から週4往復
エアアジアXは7月1日、クアラルンプール〜ナイロビ線の開設を発表した。同社で唯一のアフリカ路線として、11月15日から週4往復を運航する。
クアラルンプール発のD7101便は午後7時に出発し、ナイロビには午後11時に到着。ナイロビ発のD7102便はナイロビを午前0時30分に出発し、クアラルンプールには同日午後3時10分に到着するスケジュール。所要時間はクアラルンプール発が9時間、ナイロビ発が9時間40分。運航日はクアラルンプール発が月・水・金・日曜、ナイロビ発が月・火・木・土曜となっている。
クアラルンプール国際空港に隣接するエアアジアグループの本社「RedQ」では7月1日、就航発表会が開かれた。各国からメディアが招待され、エアアジアXのベンヤミン・イスマイル最高経営責任者(CEO)、マレーシア政府観光局のダトゥ・ヤスミン・マフムード局長らが出席した。サファリのパーティをイメージしたイベント会場では、ダンサーやケニアのミュージシャンが歌や踊りでイベントに花を添えた。
イスマイルCEOによると、日本や中国、韓国、タイ、オーストラリアなど各国との接続需要も取り込むことで「年間で156,000人以上の利用を見込んでいる」という。同CEOは「これによりマレーシアとケニアの両国間の結びつきが強化され、観光産業の活性化にも寄与する」とした。
就航を記念して、同路線の運賃が無料となるキャンペーンを7月14日まで実施する。AirAsia MOVEアプリでの予約限定で、搭乗期間は11月15日から2025年10月8日まで。燃油サーチャージや諸税は別途必要となり、手数料などを含む総額は片道471マレーシア・リンギットから。
ナイロビはアフリカ東部・ケニアの首都。市街地の近くにはさまざまな野生生物が生息するナイロビ国立公園があるなど大自然と共存した都市で、サファリツアーが有名。
エアアジアXは3月14日にカザフスタン南部のアルマトイに就航し、中央アジアに初めて乗り入れるなど、積極的な路線拡大を続けている。
■ダイヤ
D7101 クアラルンプール(19:00)〜ナイロビ(23:00)/月・水・金・日
D7102 ナイロビ(00:30)〜クアラルンプール(15:10)/月・火・木・土