エアアジア、日本の中小都市への乗り入れ検討 神戸や広島など視野、トニー・フェルナンデスCEOが明らかに

キャピタルA(旧エアアジアグループ)のトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、日本の地方都市への就航を計画していることを明らかにした。

航空格付け会社スカイトラックスによる、「ワールド・エアライン・アワード2024」の授賞式が開かれた、イギリス・ロンドン郊外のウィンザーで取材に応じ、明らかにした。

フェルナンデスCEOは、「名古屋や広島といった二次目的地を(大型機で)埋めるのは難しいですが、ナローボディの長距離機なら可能。私達の計画は、日本のすべての都市に行き、バンコク・バリ・プーケット・インドネシアと結ぶことです。できることはたくさんあります」と述べた。

さらに、「世界の航空会社が東京や大阪といった大都市にフォーカスしているのであれば、私たちは直行便を利用できない人たちにも直行便を利用できる機会を提供したい」と続け、具体的な都市として、神戸や広島、名古屋、仙台を挙げた。