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アメリカ政府、航空機での子供の座席で新規則 両親の隣に無料で
アメリカ政府は、航空会社に対して、子供連れの家族が利用する際に、両親の隣席に子供を座席指定料金を支払うことなく座らせることができる規則案を発表した。
予約時に同列で通路を隔たない隣席が空いている場合、13歳以下の子供を親もしくは同伴する大人の隣の座席を、予約後48時間以内に無料で割り当てる。複数の幼児がいる場合、通路を挟んだり正面もしくは背面の座席を用意する必要がある。すべての客室クラスが対象で、ベーシックエコノミーを中央席のみで構成するなど、家族用座席の利用を制限するクラスの定義を禁止する。また、割当が不可能である場合には予約変更や全額払い戻しも可能とする。
多くの航空会社では、家族連れが並んで座れることを保証しておらず、座席指定料金を支払わざるを得ない状況に直面していることから、この規則が導入されることで、家族旅行での費用が削減できるとしている。
2023年にバイデン大統領は一般教書演説で、航空会社に対して家族連れの座席指定料金の廃止を求めた。その後、アラスカ航空、アメリカン航空、フロンティア航空、ジェットブルー航空が応じた。規則の導入後に従わない航空会社には、違反ごとに罰金の対象となる。