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カンタス航空、時差ボケ対策ができる客室照明を開発
カンタス航空は、時差ぼけ対策ができる客室照明を開発した。
オーストラリアの風景にヒントを得た、ユニークでカスタマイズが可能な客室照明。「プロジェクト・サンライズ」として就航準備を進める、オーストラリア東海岸とロンドン、ニューヨークを結ぶ直行便に導入する。
カンタス航空とチャールズ・パーキンス・センタが2023年に実施した試験では、機内での旅行体験を再構築することで時差ぼけの影響を軽減できる可能性があるという予備調査結果を発表していた。
ドイツ・ハンブルクのエアバス・カスタマー・ディフィニション・センターで、エアバスA350型機の客室モックアップで何百もの照明パターンなどを作成して、150時間以上の試験を行っていた。
チャールズ パーキンス センターは、最先端の概日リズムのモデリングに基づいて、概日リズムの順応、睡眠、覚醒を促進するための光の最適なスペクトル放射照度をアドバイスし、実装の上でテストした。照明は目的地の時間帯に適応できるように調整され、12の照明シーンを作成した。
エコノミークラスでは搭乗と降機時の照明のほか、地上走行、離着陸、睡眠に合わせたシーンを導入する。ウェルビーイングゾーンでは青みがかった柔らかな光が特徴。ファーストスイートでは乗客が希望するタイムゾーンを選択できる。