成田国際空港、CEFを初受け入れ 伊藤忠商事が韓国から輸入

成田国際空港は、伊藤忠商事が韓国から輸入した「民間航空のためのカーボン・オフセット及び削減スキーム(CORSIA)」に適合する燃料(CORSIA Eligible Fuel/CEF)を国内で初めて受け入れた。

伊藤忠商事が、持続可能な航空燃料(SAF)を製造するNeste、ジェット燃料と混合するGS Caltexとの協業により受け入れた。

海外の製油所から外航船で千葉港の給油施設に直接搬入したもので、航空燃料不足への対応のためにジェット燃料を受け入れた事例に次いで、海外からの直接輸入は2例目となった。

伊藤忠商事では、全日本空輸(ANA)や日本航空(JAL)をはじめとする航空会社に供給するとしており、今後も需要に応じて供給を継続し、他空港への供給も検討するとしている。