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JAL、A350に大谷翔平選手描いた「DREAM SHO JET」 松井氏以来21年ぶりのMLB特別機
日本航空(JAL)は9月28日、米メジャーリーグ(MLB)のロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手を描いた特別塗装機「DREAM SHO JET」(エアバスA350-900型機、機体記号:JA08XJ)を羽田空港の格納庫で公開した。国内線であす29日から2026年3月頃まで運航する。
夢を抱く若者たちを応援するプロジェクト「DREAM MILES PASS(ドリームマイルパス)」のシンボルとして運航するもの。機体のデザインは左右で異なり、左側はヘルメット姿、右側はグラブを装着した姿を中心に、投手と打者の二刀流で活躍する大谷選手の姿を胴体後方に描いた。左右それぞれ45枚のデカールが使われており、片側あたりのデザイン面のサイズは縦約5メートル、横約19メートル。左側は座席番号45A〜58A、右側は45K〜55Kが大谷選手の顔に最も近い位置になる。
JALの機体にMLBの選手が登場するのは、当時ニューヨーク・ヤンキースに所属していた松井秀喜氏を描き、2003年に就航した「松井ジェット1号」(ボーイング747-400型機、機体記号:JA8907)と「松井ジェット2号」(エアバスA300-600型機、機体記号:JA8377)以来、約21年ぶり(松井ジェット2号は就航当初は日本エアシステムが運航)。
機内では、MLB各チームのロゴが描かれたオリジナルデザインの紙コップを用意。デザインはリーグ・地区別に全6種類あり、ランダムで提供される。このほか、ドリームマイルパスに関するリーフレットが搭載される。
初便は9月29日の東京/羽田発札幌/千歳行きJL503便となる予定で、初便限定の搭乗証明書を配布する。その後はエアバスA350-900型機が使用されている東京/羽田〜大阪/伊丹・福岡・沖縄/那覇線、大阪/伊丹〜沖縄/那覇線でも運航する。