大江戸温泉物語、旧星野リゾート 界 川治を取得 来年2月にリブランドオープン

界 川治

大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツは、栃木・川治温泉の旧星野リゾート 界 川治を取得した。

建物は7階建て、敷地面積は8,671.47平方メートル。建築時期は1994年9月。旧宿屋伝七としてオープンし、買収を経て、2014年6月に現在の名称となっていた。

物件を保有していた星野リゾート・リート投資法人は、5月24日に売買契約を締結し、同31日付けで譲渡することを発表していた。譲渡先は当初は非開示とされていた。譲渡金額は12億6,000万円。主要温泉ブランドの「界」でも築古物件の一つで、老朽化による競争力維持に必要な支出の増加が見込まれる一方、売却で譲渡益が見込めることから売却に至った。9月30日付けで運営を終了している。

大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツでは、今後改装工事を実施し、2025年2月にも「TAOYA」ブランドでリブランドオープンを予定している。