ATR、短距離離着陸型のATR42-600Sの開発中止

ATR42-600S

ATRは、短距離離着陸型(STOL)のATR42-600Sの開発を中止する。

広範な市場調査とサプライチェーンの緊張が長引く状況を踏まえ、現在の製品ポートフォリオの競争力をさらに高めることに注力するとしている。

当初の予測と比較して、対象市場が縮小しているとしており、東南アジアでは主に滑走路の延長や近隣の代替空港の建設により、STOL対応機を必要とする対象空港の数が大幅に減少しているという。