松屋フーズ、ベトナムに初出店

松屋フーズホールディングスは、ベトナムに初出店した。

1月に設立した現地子会社が展開するもので、11月21日に初号店をベトナム・ホーチミンの複合施設Mプラザ・サイゴンの1階にオープンした。店舗面積は約82平方メートル、座席数は34席。日本とは異なり、グループ客向けにテーブル席中心のレイアウトとしている。営業時間は午前10時から午後10時まで。

定番メニューでは日本の味を再現し、ベトナム人にも嗜好をあわせる工夫も施した。ベトナムでは2023年10月に、ダナン外国語大学とインターンシップ協定を締結し、学生が来日したインターンシップを開始している。ベトナムでの多店舗展開に備え、幹部候補生を育成している。

松屋フーズホールディングスは1966年に創業し、牛めし・カレー・定食などの「松屋」、とんかつの「松のや」、カレーの「マイカリー食堂」、すしの「すし松」、ラーメンの「松軒中華食堂」、ステーキの「ステーキ屋 松」「松牛」などを展開。海外には中国と台湾、モンゴルなどに進出している。