アパホテル、新ホテルで”アパ社長水”サービス廃止 ピッチャーと給水器設置

アパホテル

「アパ社長」が描かれたペットボトルのミネラルウォーターが、12月2日にオープンする「アパホテル&リゾート〈大阪なんば駅前タワー〉」で客室に設置されなくなる。

全客室に専用ピッチャーとグラス、各階のエレベーターホールに温水・冷水のウォーターサーバーを設置する。環境を配慮したものだといい、全ホテルに展開するかは決まっていないという。

2011年12月から、アパホテルのロゴと「アパ社長」元谷芙美子社長の顔写真が描かれたアパホテル公式ミネラルウォーター「富士川源流天然水」(サーフビバレッジ製)を連泊時にのみ配布していたものの、2022年4月のサービス改定で「ウェルカムウォーター」として全室に置かれるようになった。その後、一部ホテルでは「ミライズ」などを展開する永神商事製の「大山山麓天然水」に置き換えられている。

「富士川源流天然水」では、四角形の片面全面に大きく、若かりし頃の「アパ社長」が描かれていたものの、「大山山麓天然水」では4分の1程度にサイズが縮小され、飲用者に与える圧力が少々小さくなっていた。これにより、客室内で目線に入る「アパ社長」は、2017年12月に発売した自身の著書「強運 ピンチをチャンスに変える実践法」の1人のみとなる。

この他に、「アパホテル&リゾート〈大阪なんば駅前タワー〉」では、USB-A/Cに対応した充電ポートをベッド横のナイトパネルに設置し、空調操作パネルを9か国語に対応した。