JAL、電動ハイリフトローダーとベルトローダーを日本初導入

日本航空（JAL）は、電動ハイリフトローダーと電動ベルトローダーを、12月17日から羽田空港で本格運用を開始する。

ハイリフトローダーは、手荷物や郵便物、貨物などを入れた航空機専用のコンテナやパレットを牽引するトーイングトラクターと連携して、航空機の中へコンテナやパレットを搬入、搬出する器材。ベルトローダーは、動力コンベアーを装備し、旅客機の後方にある、ばら積み専用の貨物室から乗客が預けた手荷物や貨物の積み降ろしに関わる器材。

ハイリフトローダーはTREPEL製、ベルトローダーはEINSA製でいずれも世界でも導入実績がある。フル充電で約1日〜2日のハンドリングができる。従来比で二酸化炭素排出量をゼロとし、静音性も向上するとしている。

電動ハイリフトローダーと電動ベルトローダーの導入は、日本の航空会社で始めて。この他に、2022年度に電動トーイングトラクターを導入している。

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