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Suica、今後10年で機能追加 コード決済やエリア統合など
JR東日本は、交通系ICカード「Suica」をデジタルプラットフォームとするため、今後10年で機能を順次グレードアップする。
2026年秋ごろには新しくリリースするアプリ「Suicaアプリ(仮称)」によるコード決済機能、2027年春ごろには現在設けているエリアの統合、2028年度には利用者に応じた割引やクーポンの提供を予定している。
例えば毎月3,000円を支払うことで、自宅最寄り駅を起点としてどの駅でも50%が割引になるサブスクリプション商品、記念日や買い物により配信される鉄道クーポンなどの提供を予定している。
今後10年以内には、チケットや残高をICカードからセンターサーバーで管理する「センターサーバー化」を検討する。これにより従来の改札機へのタッチから、位置情報やウォークスルーといった利用も可能となる。あらかじめクレジットカードや銀行口座と紐づけることで、チャージの必要がない後払いも検討する。
また、マイナンバーと連携することで、地域内の生活コンテンツ、地域割引商品やデマンドバスなどのサービス、商品券や給付金の受け取りや行政サービスの利用も実現できるようになる。
2025年3月からは、海外の利用者向けの「Welcome Suica Mobile」サービスを開始する。2025年秋には新幹線eチケットや在来線特急のチケットレスサービス、2026値ん春には普通列車グリーン車も利用できるようにする。