桜交通バス事故、入院は8名 対向車線の乗用車が車線逸脱

さくら観光

きのう5月4日午後8時45分頃、桜交通の高速バスが、常磐自動車道の常磐富岡インターチェンジ(IC)〜浪江IC間で乗用車と正面衝突した。乗用車はバスの前面に食い込むような形となり、大破した。

関連会社のさくら観光によると、現場は片側1車線の対面通行で、車線を逸脱した乗用車が衝突したという。乗客は男性18名、女性22名の計40名で、運転手1名が乗務していた。乗客は事故後、呉羽総合病院、磐城共立総合病院、常磐病院、渡辺病院、南相馬市立病院・相馬公立病院・馬場医院に分散して収容された。8名が入院しているものの、命に別条はない。

バスは桜交通東京営業所を午後3時21分に出庫し、東京・池袋を午後4時10分に出発。東京駅鍛冶橋駐車場を経由し、友部サービスエリア(SA)と四倉パーキングエリア(PA)での休憩を経て、福島・南相馬に向かっていた。バスにはドライブレコーダーが取り付けられている。

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