「たびのホテルlit酒田」、山形県酒田市に2026年12月開業
さきしまコスモタワーホテル開発、破産開始決定
さきしまコスモタワーホテル開発は、大阪地裁から12月24日、破産開始決定を受けた。
東京商工リサーチによると、同社はさきしまコスモタワーホテルの開発や運営受託会社で、関係会社のさきしまコスモタワーホテルが運営を担っていた。帝国データバンクの調べでは、負債総額は約72億円にのぼる。
さきしまコスモタワーホテルは、大阪府咲洲庁舎の7階から17階部分に入居していたホテル。2017年に実施した事業者募集に応募したリコジャパンと西辻工務店が共同出資したさきしまコスモタワーホテル開発が運営を担っている。賃料は月額31,956,750円で、坪単価は6,300円。希望入居期間は20年で、2019年1月から段階的にオープンしていた。
未払賃料のの支払いを求めて大阪府が提訴した民事訴訟で、大阪府の勝訴が確定し、大阪府が10月31日までに建物の明け渡しを通告したことから、同日をもって退去している。誉田喜博社長らが8月、資産隠しの容疑で逮捕されていた。