トキエア、神戸と成田乗り入れへ 佐渡へはATR42-600型機を想定

トキエア(ATR72−600型機)

トキエアは、神戸と東京/成田の2空港に乗り入れる計画を示した。記者会見で明らかにした。

神戸には3月30日から始まる夏スケジュールでの就航を準備している。東京/成田も発着枠を確保できる見通しで、運航開始日を社内で検討しているという。

佐渡への乗り入れを見込んでいた、短距離離着陸型のATR42-600S型機の開発中止に伴う影響について、3号機として導入するATR42-600型機で乗り入れを目指す考えを示した。佐渡空港の滑走路は全長800メートルと短いことから、短距離離着陸型を使用する計画だった。

一方で、重量を軽くする必要性があり、天候によっては乗客の人数を制限する可能性も想定しており、各方面と調整を進める。ATR42-600型機は他社より2席少ない、46席の構成としている。足元が広い座席を有しており、単価を調整することで収益を確保する考えだという。