JR各社、「青春18きっぷ」を春季も設定 北海道新幹線オプション券は値上げ

JR東日本 東海道線 E233系

JRグループ各社は、春季に「青春18きっぷ」と「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を設定する。

「青春18きっぷ」はJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーに自由に乗り降りができるきっぷ。リニューアルした冬季に引き続き、5日間用は連続する5日間、3日間用は同3日間利用ができる。

利用期間は3月11日から4月10日までで、発売期間は5日間用が2月14日から4月6日まで、3日間用が2月14日から4月8日まで。価格は5日間用が12,050円、3日間用が10,000円。全国のJRの主な駅、旅行センター、旅行会社で発売する。

新幹線や特急、急行列車は利用できいものの、特例として石勝線の新得〜新夕張駅間、室蘭線の東室蘭〜室蘭駅間は特急列車の普通車指定席の空席、奥羽本線の青森〜新青森駅間、佐世保線の早岐~佐世保駅間、宮崎空港線の宮崎空港〜宮崎駅間は普通車自由席を利用できる。また、青い森鉄道の青森〜八戸駅間、あいの風とやま鉄道の富山〜俱利伽羅駅間、IRいしかわ鉄道の倶利伽羅〜津幡駅間、ハピラインふくいの越前花堂~敦賀駅間の通過利用は可能。

普通・快速列車のグリーン車自由席利用時にはグリーン券を、普通・快速列車の普通車指定席利用時には座席指定券を、「ホームライナー」等のライナー列車利用時には乗車整理券かライナー券を別途購入すれば利用可能。

青春18きっぷとの併用で北海道新幹線の一部区間などを利用できる「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」は、北海道新幹線の新青森〜木古内駅間、道南いさりび鉄道の木古内〜五稜郭駅間を利用できる。価格は4,500円、4月1日発売分から4,650円となる。