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韓国国土交通部、国内空港で滑走路周辺の安全対策強化 設備改善など
韓国国土交通部は、務安国際空港でのチェジュ航空機の事故を受け、空港施設の安全区域を拡大し、設備を改善すると発表した。
ローカライザーは務安、釜山、済州、光州、麗水、浦項慶州、泗川の7空港9か所で、基礎を地下化し、軽量鉄骨構造に置き換えることを検討し、空港別に対策を実施する。
滑走路安全区域の勧告水準とされている240メートルを満たしていない、務安、釜山、麗水、浦項慶州、泗川、蔚山、原州の7空港では、安全区域の拡大を推進し、確保か困難な空港では滑走路逸脱防止装置(EMAS)の設置など、安全対策を強化する。建設を計画中の加徳島や済州空港などでも同様に安全対策を強化する。
この他に、排水不良、気象観測装置の基礎の高さが規定を一部超過した事例、航空機接近灯(進入灯)の支持台を壊れやすい構造としていない事例み見つかった。
許認可や関係機関の協議期間を最大限短縮するとともに、事業費、施工性、安全性などを勘案し、可能な施設は上半期内に対策を実施する。不可能な場合でも年内の完了を目指す。
また、ローカライザーの改善までの間は運航の安全性確保のため、航空会社と情報を共有し、ブリーフィング強化、ベテラン乗務員による乗務編成、鳥類情報の伝達強化などの緊急安全運航対策を並行する。