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イギリス政府、ロンドン・ヒースロー空港の拡張を支持 3本目の滑走路建設へ
イギリスのレイチェル・リーブス財務相は、ロンドン・ヒースロー空港の拡張は経済成長を促進すると発言し、拡張を支持した。
ヒースロー・エアポートのトーマス・ウォルドバイ最高経営責任者(CEO)は、「雇用が創出され、貿易、観光、対内投資が国内のあらゆる場所に促進される」と歓迎。民間投資額は数十億ポンドにのぼると試算した。
2021年8月に更新された拡張計画では、空港の北西部、現在の北側滑走路から1,035メートル離れた場所に並行に新滑走路を建設するとしており、ターミナル5の西側とターミナル3を取り壊すものの、滑走路間に新ターミナルを建設する。発着回数は年間48万回から72万回へ拡大し、年間1億4,000万人の処理能力を持つ。
国際航空運送協会(IATA)のウィリー・ウォルシュ事務局長は声明で、「容量が追加されれば、イギリスの世界的な地位は経済的にも社会的にも恩恵を受ける」と歓迎したものの、ヒースロー空港の地位低下はコストの問題として、「ヒースロー空港の料金は依然として世界最高水準で、イギリスの競争力を強化するためには、料金を引き下げ、これ以上引き上げないことが不可欠」と釘を刺した。