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愛知県は、三菱スペースジェットの飛行試験機10号機をあいち航空ミュージアムに展示する。
三菱スペースジェットは、三菱航空機が開発を進めていたリージョナル機。同機は2020年1月に完成し、同年3月18日に名古屋空港で初飛行。型式証明を取得するため、主に機内空調関係(風向風速温度)、Passenger Door周辺の性能確認などを実施し、48時間飛行した。
あいち航空ミュージアムは、県営名古屋空港内に2017年にオープンし、航空機産業の情報発信や人材育成に取り組んでいる。2025年度には展示に向けた詳細検討調査、2026年度上期に半年程度休館の上で設置工事を行い、2026年度下期にも公開を予定している。
愛知県の大村秀章知事は、「スペースジェットの開発は中止となりましたが、日本の航空機産業の発展には、完成機事業が不可欠です。スペースジェットの展示を通して、三菱重工が戦後初の国産ジェット旅客機開発に果敢に挑戦した歴史を後世に伝え、航空機産業の更なる発展に繋げていきたいと考えています。また、「あいち航空ミュージアム」には、戦後初の国産旅客機「YS-11」が展示されており、新たにスペースジェットが加わることで、国産旅客機開発への挑戦の歴史を一度に見ることができる、「あいち航空ミュージアム」だけの貴重な展示となります」とコメントした。