SASの100万マイルキャンペーン、日本人は149人が15社制覇 900人強が達成、最年少は4歳

スカンジナビア航空は、スカイチーム加盟航空会社の利用で最大100万マイルを付与するキャンペーンの結果を明らかにした。

このキャンペーンは、スカンジナビア航空がスカイチームに加盟したことを受けて、2024年10月8日から12月31日まで実施した。ユーロボーナス会員を対象に、期間内に5社の利用で1万ボーナスポイント、10社の利用で10万ボーナスポイント、15社の利用で100万ボーナスポイントを付与した。

海外の一部ブログが掲載した内容について、スカンジナビア航空は不正確な情報に基づいているとして、最新情報を本誌に共有し、集計された公式画像の提供を受けた。事後積算の反映が遅れていると主張している一部の参加者もおり、最終的な結果が変わる可能性もある。

参加人数は約5万人で、このうち900人強が100万マイルを獲得した。最年少は4歳、最年長は73歳で、平均年齢は40歳。女性が3割を占めた。このうち最古の会員は1992年5月にユーロボーナスに加入していた。

国籍別では、アメリカ(173人)、日本(149人)、韓国(130人)、中国(112人)とスカンジナビア半島以外の国籍がトップ4を占めた。スウェーデン(67人)が5位、ノルウェー(49人)が7位、デンマーク(22人)が9位となった。上位はアジアが多かった。

平均すると、100万マイルを獲得した人は4大陸17か国、23空港を訪問した。9人が6大陸(アフリカ、アジア、南アメリカ、北アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア)を訪れ、22%が少なくとも5大陸を訪問した。最も利用客が多かったのはスカンジナビア航空、全員が一度は中国を訪れていた。全フライトの92%はエコノミークラスだった。