大韓航空、41年ぶりにコーポレートアイデンティティ刷新 新塗装機はきょう成田へ

大韓航空は、41年ぶりにコーポレートアイデンティティを刷新した。

既存の太極マークにデザイン的要素を加え、モダンでミニマリズムのトレンドを用い、洗練されたイメージを具現化した。色はダークブルーで、プレミアム感を表した。ロゴはシンボルと「KOREAN AIR」、シンボルと「KOREAN」、シンボルのみの3パターンを用いる。

背景の3Dモチーフは、太極模様のダイナミックな曲線からインスピレーションを得てデザインし、ライトブルーを基本色、赤を強調色として使用する。チェックイン画面やモバイルスカイパスカード、ウェブサイトなどに用いる。2Dパターンは韓国の自然の山と太極の柔らかい曲線をイメージし、3Dの使用が難しいファブリックや紙などに使用する。

太極マークはダイナミックなエネルギーと美しさ、「KOREAN AIR」の文字は、筆でかかれたような柔らかなカーブ、文字の繊細な間隔によって、韓国の優雅さを現代的に表現したという。機体の水色はモダンなメタリック系に変更し、柔らかい曲線が胴体部分に流れるようにデザインしている。

新たなデザインが施されたボーイング787-10型機は、きょう3月12日のソウル/仁川発東京/成田行きKE703便と、折り返しソウル/仁川行きKE704便から運航を開始する。