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41年ぶりにロゴを変更した大韓航空の新デザイン機(ボーイング787-10型機、機体記号:HL8515)が3月12日、運航を開始した。
大韓航空はアシアナ航空との統合を前に、3月11日に新コーポレートアイデンティティ(CI)を発表。新たなロゴを描いた機体を韓国・ソウルの本社で公開した。新ロゴは従来の太極マークの伝統的なイメージを継承しつつ、「Korean Air Dark Blue」の単一色で洗練されたイメージを表現し、ダイナミックなエネルギーと美しさを表した。「KOREAN AIR」の文字フォントは従来のローマン体から、装飾の少ないゴシック系に変更した。文字間隔を調整し、筆で描いたようなカーブで韓国の優雅さを現代的に表現したという。
新デザイン機は、ベースカラーを従来の水色からメタリック系に変更。尾翼に新たな太極マークのロゴを描き、柔らかい曲線を胴体部分に流れるように塗装した。同機は2024年7月25日に導入されたばかりの787-10型機の初号機で、旧デザインの姿はわずか8か月程度で見納めとなった。今後、他の機材も順次新デザインに切り替わる見通し。
また、就航する各空港のサインボードなども新たなロゴに変更しており、成田空港では3月11日夜から翌12日にかけて、カウンターのパネルや事業用車両などのロゴを張り替えたという。
新デザイン機の初便となったKE703便は309名が利用し、ソウル/仁川を午前9時55分に出発。東京/成田には午後0時29分に到着した。折り返しのソウル/仁川行きKE704便は224名(うち幼児1名)が利用し、東京/成田を午後1時54分に出発。利用客には記念品が配られた。
大韓航空は2024年12月12日にアシアナ航空株を取得して子会社化。今後、2年程度の準備期間を経て統合を完了させる見通し。