ラオス航空、C909型機を初導入

中国商用飛機(COMAC)は、ラオス航空にC909型機(機体記号:RDPL-34229)を初めて引き渡した。

中国製のジェット旅客機をラオス航空会社が導入するのは初めてで、リースにより導入した。全席エコノミークラスで90席を配置している。ラオスでの一連の整備作業が完了した後、路線投入を予定している。

C909型機は、旧ARJ21型機として開発されていた。航続距離は最大3,700キロで、ラオス国内線や周辺国への国際線を運航できる。これまでに162機を納入し、158都市645路線を運航してきた。特に高温性能に優れ、短距離の滑走路での離着陸能力を有することから、東南アジアでの運航環境にも適応しているという。ラオス民間航空局は、3月18日に型式証明を行っていた。