高速バスのフルフラット座席、国土交通省がガイドライン公表
「バスタ新宿」オープンから1ヶ月で約58万人が利用、国道20号線の渋滞はゼロに
国土交通省関東地方整備局は、4月4日に開業した新宿南口交通ターミナル「バスタ新宿」のオープンから1ヶ月での利用状況の速報値を発表した。
オープンから5月3日までの1ヶ月間、のべ約58万人が利用した。1日の平均利用者数は2万人で、成田国際空港の国内線利用客に匹敵するという。現在は約1,200便が発着し、1便あたり平均20人が乗車しており、お盆時期までには約1,625便が発着し、ピーク時には約4万人が利用する見込み。
「バスタ新宿」のオープンで、オープン前は最大約14分かかっていた、JR新宿駅から高速バス停への乗り換え時間が約1分と大幅に短縮されたほか、国道で待機するタクシーをバスタ新宿に集約したことで、国道20号線の西新宿一丁目交差点(四谷方面)の渋滞はオープン前は140メートルだったものの、オープン後にはゼロと大幅に緩和した。