伊丹-函館線が利用率トップ ANA、1月実績

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2015年1月の輸送実績を発表したANA © Toshio Tajiri/Flight Liner=15年3月

 全日空(ANA)は2015年1月の輸送実績を発表しました。

 期間中の国際線旅客数は前年比4.9%増の57万8802人、座席利用率(ロードファクター・L/F)は同7.8%減の67.7%。

 方面別旅客輸送実績では、ホノルル線を含む北米方面の旅客数が前年比4.2%減の13万2199人で利用率は前年比10.7%減の70.5%、ヨーロッパ方面の旅客数は同12.4%増の5万1142人で利用率は同12.5%減の59.4%、アジア方面の旅客数は同7.4%増の39万5461人で利用率は同2.1%減の69.1%。

 1月は全方面で前年比の利用率が落ち込み、最も利用率が減少したのはヨーロッパ方面でした。旅客数ではヨーロッパ方面の利用者が最も増加し、全体の前年比旅客数を押し上げています。

 国内線旅客数は前年比1.2%減の299万1256人が利用し、利用率は前年同月比で2.1%上回る59.2%でした。

 期間中、国内全路線で利用率が最も高かったのは88.5%の伊丹-函館線。次いで82.8%の伊丹-札幌線、81.6%の羽田-石垣線、78.1%の福岡-札幌線、75.3%の関西-札幌線となっています。

 昨年10月26日より32年ぶりに運航を再開した1日1往復体制の羽田-中部線は搭乗率60.6%でした。

■ANAグループ 1月国内線利用率トップ5路線
伊丹-函館線 88.5%
伊丹-札幌線 82.8%
羽田-石垣線 81.6%
福岡-札幌線 78.1%
関西-札幌線 75.3%