観光庁、全世界を対象に「東北デスティネーション・キャンペーン」を実施 東北の外国人宿泊客数3倍増を目指す

観光庁

観光庁は、全世界を対象とした「東北デスティネーション・キャンペーン」を初めて実施すると発表した。

2016年を「東北観光復興元年」として、アジア、北米、欧州、オーストラリアを中心とした全世界を対象に、東北観光復興を強力に推進するため、各機関や自治体と連携して様々なプロモーションを実施する。5月からは、観光地としての東北の知名度を向上させるため、影響力のある著名人を活用し、グローバルメディアによる情報発信を行う。6月からは、イベントや祭り開催時などに各国・地域のメディアや旅行関係者500人以上を招請し、大々的な情報発信やツアー造成を促進する。また、8月からは東北への送客促進として、東北への新規路線就航等を支援するほか、オンライン旅行会社等と連携して、東北ツアーの情報発信と販売促進を実施する。

全国における外国人延べ宿泊者数は、震災前の2010年比で235.1%まで伸びているのに対し、東北6県においては101.0%、福島については50.0%に留まっている。安倍晋三首相は、2020年の東北6県の外国人宿泊者数を、2015年の3倍となる150万人泊に押し上げるとの目標を示している。

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