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エア・ドゥ、2016年3月期は減収増益 ボーイング767型機で初の特別塗装機発表
AIRDO(エア・ドゥ)は、きょう5月30日、北海道・札幌市内の本社で2016年3月期の決算と特別塗装機の就航について発表を行った。
2016年3月期の決算は、営業収入は前年比17億2,500万円減の473億3,400万円、営業利益は同3億2,100万円減の19億500万円、営業利益率は同0.5%減の4.0%、経常利益は同5億400万円減の13億4,000万円、当期純利益は同1億9,800万円増の8億3,900万円だった。運航便数は同1,582便減の24,857便、就航率は同0.8%増の98.5%、定時出発率は同0.5%減の89.8%となっている。
路線別の座席利用率は、札幌/千歳〜仙台線が74.2%でトップとなった。スカイマークが2015年3月に同路線の運航を停止したことから需給環境が改善。前年比で21.5%アップしている。2015年10月に開設した札幌/千歳〜名古屋/中部線は48.4%、札幌/千歳〜広島線は60.8%、函館〜名古屋/中部線は62.5%となった。全路線では前年比3.3%減の63.0%となった。
2017年3月期は原油価格の下落による好影響があるものの、北海道新幹線開業の影響や競争激化が見込まれることから、営業収入は前期比18億6,500万円増の492億円、営業利益は同7億500万円減の12億円、営業利益率は同1.6%減の2.4%、経常利益は9億4,000万円減の4億円、当期純利益は6億3,900万円減の2億円をの増収減益を予想している。
7月29日より、ボーイング767-300型機の特別塗装機「ベア・ドゥ北海道 JET」の就航を開始する。