ANA、札幌-那覇線が2ヵ月連続利用率トップ

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2015年3月の輸送実績を発表したANA © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年5月

 全日空(ANA)は2015年3月の輸送実績を発表しました。期間中の国際線旅客数は前年比23.0%増の68万159人、座席利用率(ロードファクター・L/F)は同2.3%増の76.6%。

 方面別では、ホノルル線を含む北米方面の旅客数が前年比13.1%増の14万6617人で利用率は前年比1.7%増の77.7%、ヨーロッパ方面の旅客数は同24.6%増の6万3113人で利用率は同6.1%減の70.9%、アジア方面の旅客数は同26.3%増の47万429人で利用率は同6.8%増の78.3%でした。

 国内線旅客数は前年比0.2%減の345万7984人が利用し、利用率は前年同月比で1.9%上回る67.7%でした。

 期間中、国内全路線で利用率が最も高かったのはボーイング737-800型機で1日1往復運航している国内最長路線の札幌-那覇線。利用率は88.6%で、先月に続き2カ月連続で国内線利用率トップとなっています。

 次いで85.7%の成田-伊丹線、85.4%の中部-那覇線、82.0%の那覇-石垣線、81.8%の羽田-石垣線と続きます。

 昨年10月26日から32年ぶりに運航を再開した羽田-中部線も堅調で、利用率は81.4%となっています。

■ANAグループ 2015年3月国内線利用率トップ5路線
札幌-那覇線 88.6%
成田-伊丹線 85.7%
中部-那覇線 85.4%
那覇-石垣線 82.0%
羽田-石垣線 81.8%