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三菱航空機と三菱重工業は6月8日、開発を進める次世代リージョナルジェット機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」の走行試験を、県営名古屋空港で実施しました。
走行試験で使用されたのは、機体番号「JA21MJ」のMRJ飛行試験初号機。
タキシングは航空機が自らの動力で地上を移動するもので、航空機は離陸前と着陸後の移動をほとんどタキシングにより行います。今回の走行試験では、低速自走状態における制動確認及びステアリングによる方向制御の確認を実施します。
MRJは6月8日現在で、日本航空(JAL)とローンチカスタマーである全日空(ANA)などから合計407機(うち確定223機)の受注を獲得。9~10月の初飛行を目指し、各種地上試験や量産段階への移行準備など一体となった事業展開を進めています。