ミュンヘン空港、新サテライト・ターミナルは2016年4月開業

ミュンヘン国際空港

ルフトハンザドイツ航空がハブとするミュンヘン国際空港 資料提供:ルフトハンザドイツ航空

 ルフトハンザドイツ航空(DLH)等がハブとするドイツのミュンヘン国際空港はこのほど、起工から3年と2カ月が経過した新サテライト・ターミナルの開業時期を2016年4月にすると発表しました。

 新サテライトはターミナル2と同様、サテライト施設はミュンヘン空港会社が60%、ルフトハンザドイツ航空(DLH)が40%の権益を保有し、共同運営します。新施設には隣接する駐機スポットが27カ所あり、乗客はバスを利用することなく直接の搭乗が可能です。同施設により、ミュンヘン空港の年間旅客処理能力は1,100万人分増強される見込みです。

 新サテライト施設は、ドイツの空港として初のミッドフィールド・ターミナルであり、一般の立ち入りは制限されています。チェックインはターミナル2で行われ、利用者はこちらでパスポートや手荷物の検査を受けることになります。その後、地下個人輸送システムにより、乗客は約1分で新サテライトに移動できます。

 正確な開業日時については、翌年初めに発表する見込みです。