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エミレーツ航空貨物部門、イランへの貨物輸送を拡大
マシュハドはテヘランに続くイラン2都市目のエミレーツ就航地で、ドバイーマシュハド路線の運航はエアバスA330-200型機で週5便を運航。同路線の開設に伴い、イラン-ドバイ間の貨物輸送能力は週150トンを超えます。
イランからの主な輸出貨物はフルーツ、野菜、カーペット、サフラン、ナッツ、家庭用品で、主な輸出先はドバイやクウェート、リヤド、バーレーンのほか、東京や大阪、メルボルン、シドニー、ロサンゼルス。一方、イランへの輸入貨物としては肉、医薬品、医療機器、機械・自動車部品が主で、主要輸入元はUAE、香港、ソウル、上海、ムンバイ、フランクフルト、バーゼルです。
エミレーツ航空は1990年3月のテヘラン就航以来、イランでの貨物・旅客輸送サービスを継続展開しており、2014年に同国発着路線で輸送した貨物量は1万7,500トン以上、旅客数は50万人以上に上ります。
エミレーツ・スカイカーゴは8月現在、エミレーツ航空が保有する221機のワイドボディ型旅客機の機体下部貨物室を利用して貨物を輸送しているほか、ボーイング777F型機12機とボーイング747-400ERF型機2機の合計14機の貨物専用機を保有しています。