JALグループ、「JALunLunブラックフライデー2024」開催 ホノルル片道14,000マイルなど
ボーイング、777Xファミリー初号機の仕様策定を完了
777Xファミリーに属する777-8型機と777-9型機の設計には、どちらも市場のニーズと顧客の意見が反映されています。ボーイングは競合機と比較して、両機種とも航続距離やペイロード、燃料燃焼の面で大幅に優れていると説明しています。
今回のマイルストーン達成によって、同型機の性能と基本設計の確定に必要なコンフィギュレーション・トレード・スタディが完了したほか、同型機が要件を満たしていることを確認するために、風洞実験、空力性能、構造負荷も評価されます。
これによって777Xチームは777-9型機の部品、組立、その他のシステムの詳細設計を開始し、詳細設計が完了すれば生産に移行することができます。
777Xは世界で最も大きく、最も燃料効率に優れた双発ジェット機。競合機より燃料消費量は12%、運航コストは10%抑えられています。それに加えて777Xでは、客室の刷新や機内快適性の向上が実現します。
ボーイングは777Xプログラムで世界の航空会社6社から計320機の発注とコミットメントを獲得し、2017年に生産開始を予定しています。