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ハワイアン航空、羽田空港緊急着陸の原因を発表 ブレーキがロックしタイヤがパンク
ハワイアン航空は、7月18日に発生した、東京/羽田発ホノルル行きHA458便の羽田空港への緊急着陸の原因の調査結果を発表した。
HA458便は、羽田空港を7月18日の午後11時50分に出発。午前0時46分頃に油圧低下を示す計器表示を確認し、翌19日午前1時32分に羽田空港のC滑走路に緊急着陸した。乗員13名、乗客280名の計293名が搭乗していた。
機体にある3系統の油圧装置のうち1系統の作動油が、機体の中央部分に位置する高圧力マニフォルドから漏れ出たため、コックピット内の油圧計器に低下の表示が点灯。作業油漏れの原因は高圧力マニフォルドフィッティングによるものだった。
タイヤのパンクは主要ブレーキ装置の油圧が低下したため予備ブレーキを使用して減速した際に、タイヤがロックした状態となったことから発生。主脚の8本のタイヤのうち4本が破裂し、ハワイアン航空らは滑走路から機体を牽引する前にタイヤの交換を行う可能性があると判断した。機体は作業油漏れの修復とブレーキ交換を実施し、7月20日午後4時54分に回送便としてホノルルへ出発した。
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