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フォートラベル、日系LCC3社の利用調査を公表 期待以上トップはピーチ、利用率トップはジェットスター
フォートラベルは、「エアアジア・ジャパン」、「ジェットスター・ジャパン」、「ピーチ・アビエーション」のLCC3社が就航し、「LCC元年」とも呼ばれた2012年から約1年が経過した今、LCCの利用はどのように広がりを見せているのか、同社ユーザーを対象に「格安航空会社(LCC)の利用」に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。
3社のLCCを利用したことがあるか聞いたところ、いずれかを利用したことがあるという人は19.4%、利用したことがない人は80.6%だった。
2012年11月の調査結果と比較すると、利用した人は6.9ポイント増。LCCの認知度アップや、就航地が増加したこともあり、半年間で利用者数は着実に伸びている。
利用した人がもっとも多かったのはジェットスター・ジャパンで、利用率は60.1%と前回の調査と変わらなかった。続いて、利用率41.0%と前回より8.9ポイント増加したエアアジア・ジャパン、同35.8%と7.8ポイント増のピーチ・アビエーションの順だった。
利用した人に、「実際に利用した際の満足度」を聞いたところ、各社とも8割を超える利用者が「期待通り」もしくは「期待以上」と回答、「期待未満」という回答は、3社とも前回調査結果を下回った。
「期待以上」の率がもっとも高かったのは、ピーチ・アビエーション。
理由として、「欠航率が低く、運航精度が高い」「機内食に工夫が凝らされていた」などのコメントが寄せられた。
ジェットスター・ジャパンは、「期待未満」と回答した人が3社でもっとも低く(10.0%)、安定的な満足度を確保。「グランドホステスやキャビンアテンダントの対応が丁寧だった」「ほぼ定刻通りの運航だった」などの声が寄せられた。
エアアジア・ジャパンは「期待以上」と回答する人が、前回調査時より5.1ポイント増、「期待未満」と回答した人は4.2ポイント減だった。利用者からは「客室乗務員が明るく、親しみが持てた」「キャンペーン価格で安く利用できた」などの声があがった。