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かゆいところに手が届くサービス 日本人経営の民宿『九份小町』に宿泊してみた
シンガポールのLCC・Scoot(スクート)で、台湾を満喫せよ!という指令を受けた、Traicyライターのshimajiro氏。ノスタルジックな夜の九份(きゅうふん)で腹ごしらえをしたあとに向かったのは、日本人が経営している民宿『九份小町』だ。【取材:shimajiro、編集:Traicy編集部】
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夜の九份を堪能した後は、本日の宿、九份にある日本人経営の民宿『九份小町』に向かう。
九份小町は、九份中心街から徒歩圏内にある。九份老街を入口側のセブンイレブンからまっすぐに進み、先日紹介した芋仔蕃薯(オアーハンジ)の階段を、反対側に上っていき、九份國小方面の坂を左手に上った場所にあるものの、道中の道が複雑で迷いやすい。
しかし、九份老街の入口にあるセブンイレブンで電話すると、日本人オーナーの高野さんが車で迎えに来てくれるので、初訪問でも心強い。
目印がわかりずらく迷いやすいので、方向感覚に自信が無い方は、最初は送迎をお願いした方がベター。送迎をお願いする場合は、事前に到着予定の時間を連絡しておくことをオススメする。
九份小町の客室(富士の間)
日本式の民宿ということで畳が敷かれており、日本人としては何となく落ち着くのもうれしい。
ベッドは備え付けられているので、布団が苦手という人にも安心だ。
九份小町では、無線LANが無料であるほか、冷暖房と液晶テレビ、電気ポット、ドライヤー・日本茶・ミネラルウォーターが完備されている。
「民宿」でも浴室は綺麗だ
民宿ということで設備が古いのかな?と思っていたが、浴室などは新しく綺麗なので、女性の宿泊でも安心。
やはり、日本人が経営しているとあって、かゆいところに手が届くサービスや清潔なところがありがたい。
テラスで涼むのも良し
九份は、夏になると30度を超える暑さになるが、山の上にある九份は風が通るので、朝晩は涼しいくらいだ。
6月のこの日も、テラスには暑さが和らぎ、冷房が要らないくらいの心地良い風が通っていた。
台湾といえば、日本より暑い国というイメージがあって、日本の冬がベストシーズンという印象がある人も多いと思いますが、実は12月〜3月は雨の多いシーズン。ベストシーズンは、7月〜11月なのだとか。
テラスからの眺め
「富士の間」にあるテラスからは、九份の街と海が一望できる。
九份小町は、2名1室利用時、1名あたり3,400円(利休の間)というリーズナブルな価格から宿泊することが可能だ。
九份小町は「民宿」でありながらも、設備などは充実している。また、オーナーである高野さんが日本人であるので、日本語でのコミュニケーションが不自由無くできるのも安心だ。
朝ご飯は和食
台湾の民宿は素泊まりが多くなっているが、九份小町は日本式の民宿ということもあり、朝食を宿で食べることができる。朝ご飯は焼き魚などを中心とした和食メニュー。
中華料理の連続でも、白いご飯や味噌汁は胃にやさしく、ホッとした気分になれる。
次回は『九份小町』のオプショナルツアーで九份とその周辺を巡るツアーをご紹介の予定。
■宿情報
九份小町(きゅうふんこまち)
住所:新北市瑞芳區永慶里崙頂路70號
電話番号:(日本から)886-953-000136/(台湾から)0953-000136
Webサイト:九份小町-日文版
■取材協力 Scoot(スクート)/九份小町
■取材 shimajiro