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東京商工リサーチによると、旅行をコンセプトとした「トラベルカフェ」を運営するトラベルカフェと飯田、ティーツーの3社は9月3日に事業を停止し、破産申請を東京丸の内法律事務所の髙木裕康弁護士ら4名に破産申請を一任した。
飯田は内装工事やリフォームを主体とした事業を展開。1999年にカフェを開業し、2011年には旅行をコンセプトとし旅情報を提供するカフェとして知名度を有していた「トラベルカフェ」運営のトラベルカフェを子会社化した。大手飲食店チェーンのフランチャイズ経営を含めて全国で約40店舗を展開し、ティーツーを設立して人材派遣業務にも進出するなど、事業の多角化を図ったものの、飲食事業への資金投下が重く資金繰りが悪化。近年では「トラベルカフェ」の複数店舗を一斉に閉鎖していた。
負債総額は飯田が約12億3,000万円、トラベルカフェが約11億2,100万円、ティーツーは調査中としている。