デルタ航空、ハブ機能を成田から羽田へ?一部移転は可能も全便は不可能か

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デルタ航空のリチャード・アンダーソンCEOが来日し、記者会見を行い、日本の拠点となる空港を「成田から羽田に移す用意がある。都心に近い空港の方が便利なのは明らか」と話したと、MSN産経などが報じました。

同時に、「デルタとして1日25便が必要」と述べていることから、2014年春に容量が増加し、国土交通省が各国と枠の調整を行っている、羽田空港の昼間時間帯の発着枠から考えると、全便の移転は不可能である可能性が大きいとなる。

日本とアメリカの航空当局の間では、まだ羽田空港の昼間時間帯の発着枠の交渉を行っていません。

デルタ航空は、ノースウエスト航空時代から、成田空港を同社のハブとして活用。以遠権を活かし、外国の航空会社としては、最大の発着便数となっている。

また、ソウル・仁川国際空港が、デルタ航空にハブ機能の誘致を働きかけていることが報道されるなど、成田空港は瀬戸際に立たされている。

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