アパホテル、「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」の新棟をプレオープン 国内最高層ホテル、国内最大客室数に

アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉

アパホテルは、「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」の増築第2弾となる「EAST WING(イーストウイング)」を、10月12日にプレオープンした。

「EAST WING」は500室を備えており、フロントとロビーをセントラルタワーから移設。チェックインの混雑を緩和するため、アパホテルとして初となる自動チェックイン機を導入した。客室はシングル全室に幅140センチのオリジナルベッド「Cloud fit(クラウドフィット)」を導入したほか、シーリングライト、無線LAN、枕元の電源、加湿機能付き空気清浄機などを備えた。BBCワールドニュースも無料放映する。新たに設置した女性専用の大浴場「若紫の湯」は、イオン化作用が高い人工温泉の「準天然光明石温泉」を導入し、宿泊者はセントラルタワー「玄要の湯」と「WEST WING」の「飛翔の湯」と合わせ40種48個の浴槽と3種6個のサウナを無料で利用できる。

今後、セントラルタワー1階ロビーの改装と和食レストラン、カフェの新設、ペットと同伴で泊まれる客室の整備を行い、12月7日にグランドオープンを迎える。「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」はホテル単体として日本最高層で、客室数でも国内最大の2,007室となる。

アパグループは、2005年に西武鉄道から「幕張プリンスホテル」を買収し、2006年に「アパホテル&リゾート〈東京ベイ幕張〉」としてオープンした。設計は東京都新庁舎フジテレビ、代々木体育館などを設計した世界的建築家の丹下健三氏。当時は現在のセントラルタワーのみで、シングルルームのツインルーム化や大浴場、露天風呂の設置などを行った。2014年に500室を備えた「WEST WING(ウエストウイング)」をオープンするとともに、大浴場、露天風呂、レストランの増床を行っている。新たに建てられた「EAST WING」はセントラルタワーを挟むよう、シンメトリーにデザインされている。

プレオープンに先駆け、10月11日には抽選で250名を招待した「無料体験宿泊会」を開催。応募総数は5,000件を超えた。

アクセスは、JR海浜幕張駅より徒歩約5分。舞浜駅北口と海浜幕張駅から無料のシャトルバスも運行しているほか、羽田空港と成田空港からリムジンバスで約50分で結ばれている。大型バス20台のほか、約600台を収容できる駐車場も備えている。

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