ユナイテッド航空、初便就航から90年

ユナイテッド航空

就航から90周年を迎えたユナイテッド航空 © Toshio Tajiri/Flight Liner=14年7月

 ユナイテッド航空(UAL)は1926年4月6日の初便就航以来、今年で就航90年を迎えました。

 ユナイテッド航空の始まりは、当時のヴァーニー・エアラインズによる、ワシントン州パスコからアイダホ州ボイジーへの郵便物を搭載した複葉機スワロー就航。90年の歴史においてユナイテッド航空はこれまでに40億人を超える乗客を乗せ、世界の人々を結び付けるという役割を担ってきました。

 ユナイテッド航空はこれまでに、1936年に民間航空史上初の機内食工場設立や、1960年代には機内でのテレビ生放送視聴の実現、米航空会社として初のジェット旅客機発注、航空会社として初のアメリカ全土50州への乗り入れ、米航空会社として初の航空バイオ燃料による商業規模の定期便運航など、民間航空史に数多くの新たな1ページを刻んできました。

 ユナイテッド航空の社長兼最高経営責任者オスカー・ムニョス氏は「創立90周年を迎え、ユナイテッド航空の今日に至る豊かな歴史と、これからの輝かしい未来を思うと、これ以上の誇りはないと感じている。今後も旅客サービスのさらなる向上に努めることにより、さらに多くのお客様をお迎えできることを願っている」とコメントしています。

 ユナイテッド航空は世界6大陸342カ所の空港へ毎日平均約5,000便を運航。米国本土7都市(シカゴ、デンバー、ヒューストン、ロサンゼルス、ニューヨーク/ニューアーク、サンフランシスコ、ワシントンD.C.)でハブ空港を展開しており、機材は約700機を使用しています。