東武鉄道とマリオット、「ザ・リッツ・カールトン日光」を2020年夏に開業へ

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東武鉄道とマリオット・インターナショナルは、栃木・日光に新規ホテル「ザ・リッツ・カールトン日光」を2020年夏オープンする。「ザ・リッツ・カールトン」ブランドは、日本国内で東京、京都、大阪、沖縄の4軒を運営しており、北海道・ニセコへの開業を予定している。

東武鉄道の根津嘉澄取締役社長と猪森信二専務取締役、マリオット・インターナショナルのポール・フォスキーアジア太平洋地区開発担当エグゼクティブ・ヴァイス・プレジデント、日建建設の亀井忠夫代表取締役社長が出席して記者会見を行い、発表した。1月4日より営業を休止している「日光レークサイドホテル」跡地にオープンする。東武鉄道が完全子会社を設立し、マリオット・インターナショナルとマネジメントコントラクト契約を結び、経営を行う。

中禅寺湖に面しており、男体山も間近に望むことができる。華厳の滝も徒歩圏内。全94室で、全室が広さ50平方メートル以上。うち10室は100平方メートルから200平方メートル程度のスイートルーム。露天風呂を併設した温泉大浴場やスパも設ける。

東武鉄道では、中禅寺湖遊覧船の新造、2017年を目処に約50年ぶりとなるSLの復活運転などを、東武鬼怒川線の下今市〜鬼怒川温泉間で行うなど、日光の魅力強化に努める。

東武鉄道とマリオット・インターナショナルは、2007年に「銀座東武ホテル」をリブランドし、「コートヤード・マリオット 銀座東武ホテル」として運営している。